ボイスチェンジ女声音源「華鱗」配布から1周年

　この度華鱗のボイスライブラリ配布から1周年を迎えました。

　UTAU音源として配布されている女声音源はもはや星の数ほどあるといっても過言ではありません。それは男声音源でも同じことが言えるのですが。

1年ほど前の私は「男性である私がわざわざ音質を劣化させてまで自分の声で作る女声音源」の存在意義を考えていました。

　前述のとおり自分の好みの見た目の音源だって探せば見つかるかもしれません。仮に見つからなくても自分のキャラデザに声を吹き込んでくれる方が居たかもしれません。

　しかしなぜ配布に至ったか。それは音源をすでに録っていたからです（（

　なぜ音源を録ったのかということに関しては色々あったとしか言えませんが…。

　しかし配布から1年経った今は華鱗ちゃんを生み出して、愛してきてよかったなと思います。私は子供のように無邪気に笑えたかったんだなと、気づけました。華鱗というキャラクターを作った当初はまだ華鱗はあまり笑うような子ではなく、その若さとのギャップに違和感がありました。そのギャップを埋めるように華鱗に幼さを盛り込むうちに華鱗につられて明るい性格を取り戻せたような気がしました。

　UTAU音源はある意味自分の分身のような存在だと思うのです。私が先に配布した男声音源、陽翼ショウはクールだけどボーっとしている。それに対し華鱗は明るく朗らかで無邪気。全く正反対なのですが、今はその両方の性質を自分の中に感じています。

　長々と思ったことを書き込んでみたら自分の文章センスのなさに愕然としましたが、自分の心の中ではいろいろ整理がついて、これからもマイペースにのんびり生きていこうかなと思えてきました。えっ…こんな文章を最後まで読んでくださったんですか？ありがとうございます！これからもひな太とうちの音源たちをよろしくお願いいたします！